診療放射線技師として働いてる方の中には
自身の現状に不満を持ち、
この道を選択したことを後悔している方が多くおられます。
国家資格を持ち、安定と言われていたこの職も
コロナの影響での給料カットやリストラといった事態もありますし、
その待遇や日々の業務について思う所も多くありますよね。
ただ
◎そうした現状をどうやったら変える事が出来るのか
◎具体的には何をすれば良いのか
そこが分からずに困ってるのではないでしょうか。
そこで本記事では
◎放射線技師に向いている人の特徴
◎他にどういった選択肢があるのか？
読んでくださっているあなたの将来の選択肢を広げ
自身の理想とする未来へ繋げる方法について解説していきます。
目次
放射線技師になった事を後悔する理由3選
僕たちが放射線技師になった事を後悔するのは
いったいどういった時に生じるでしょうか？
主に3つの理由が考えられるので、
解説していきたいと思います。
②給料が安い
③技師業界が飽和状態
①やりがいが無くなる
診療放射線技師の仕事内容は
世間一般として見られるのは
◎画像からいち早く病気を発見する
◎放射線治療により病気を治せる
など華やかな職種だと見られます。
特に2019年春に放送された
「ラジエーションハウス」というドラマでは
魅力的なシーンが多く搭載されてました。
しかし実際にやることは単調で
毎日決まったやり方でのレントゲン、CTの撮影。
放射線治療にしても毎日同じ患者さんを
同じ体制に寝かせてあとは機会をポチ。
このルーチンの繰り返しを一生やらないといけないの？
と思う方が多くおられ、
モチベ―ションが保てない方が多いです。
またほとんどの病院では
午前中に外来や診療を終えるところが多いので、
午後は技師の仕事も暇な事が多く
ただただ時間が過ぎていくのを待つ
こういった箇所も少なくありません。
技師になった事を後悔する方が多いですね。
②給料が安い
次にあげられるのが給料面の悩みです。
確かに国家資格を持っているという事もあり
安定感はあります。
ただしそれが低い水準であり、
またほとんど昇給が少額で
僕の職場では5根以上先輩と比較しても
月1万円も変わらなかったのには
かなり驚きましたし、
将来このままで大丈夫かと不安になりましたね…
もちろん年収は勤務先の医療施設の規模や地域も影響していますが、
僕はかなりの都心部の総合病院でこの状態なので
業界全体でも低い水準というのが分かります。
後にも述べますが、昔は数が少なかった放射線技師も
今では人数が多くなっているため
希少性が無くなってきてるのも原因の一つとして考えられます。
③技師業界が飽和状態
3つ目に技師の業界そのものが飽和状態にあるという事があります。
先ほども述べたように
昔は放射線技師という職業は今以上にマイナーなもので
技師の専門学校や大学が少なくて、
就活や転職はイージーモードでした。
しかし、今となっては学校が増えて来て、
技師になれる人の数自体が増えてきています。
ただ放射線技師という仕事はルーチンの繰り返しが多く
一度職に就いたら辞める人は稀となっています。
病院やクリニックの数なんてそんなに一気に増えるわけではないので
就職口は増えません。
その結果として新卒の就職難はもちろん、
転職するのも困難となっており、
実家の近くで働きたいという希望や
年収の高い病院に移るといった事も困難です。
もちろん優秀であれば話は別ですが、
そうでなければ、今よりもこれから先が
苦しい未来が訪れることになるかもしれません。
その分のデメリットもあるわけですね
放射線技師に向いている人の特徴
逆に上記であげたような悲観的な面もある中、
もちろん放射線技師という職種に向いている人もいます！
主にその特徴として3つ挙げられます
②黙々と作業が苦ではない
③学会発表など積極的に出来る
①贅沢じゃなくても安定した暮らし
給料が低いとありましたが、
国家資格でつぶれにくい病院勤務という事で、
基本的には安定して同じ収入を得れます。
「人生は安定第一！ほのぼの暮らしたいな～」
といった方には最適化と思います。
もちろん、給料が高いわけでないので
一馬力で家族を養うのは厳しく、
ほとんどの世帯が共働きです。
ただQOLの高い職種であることは間違いないので
安定した人生を歩むことは出来そうです。
②黙々と作業が苦じゃない
放射線技師の業務については
上記でも挙げられましたが、
基本的には医師の指示通りに決められた
ルーティンワークを延々と繰り返します。
仕事にアドリブを加えたりしづらく、
自由度が高くありませんが、
黙々と作業を苦でなくこなし、
そうした働き方を求めている方には
マッチするでしょう。
③学会発表など積極的に出来る
そして放射線技師として働く中で
見落とされがちとなるのが研究・学会発表です。
もちろん、病院にもよりますが、
ほとんどの病院で院内での勉強会や
学会での発表のための
研究や実験・勉強といった事をしなければなりません。
医療はもちろん、機器の進歩も著しく
それについていくためにも
部署全体での勉強や努力はしなくていけません。
言われている事をやるのはもちろん、
医療従事者として働いていく以上は
就職してからも勉強が続くという事を
当然のこととしてやれる人材は
放射線技師として楽しく続けれるでしょう。
他にどんな選択肢があるのか？
ここまで放射線技師として働いて後悔する点、
そして技師に向いている人について見ていきました。
その中で残念ながら、やっぱり放射線技師に向いてない
今の職場で一生働きたくないと思われている方へ
他の選択肢を提示させていただきます。
いきなり転職はリスク高い
真っ先に思い浮かぶのが「転職」でしょう。
しかし、僕は転職についてはオススメしません。
まず別の病院に移るということで
環境や収入面を考慮しての移動を考える方も多いです。
もちろん選択肢の一つとして良いと思いますが、
僕はリスクが高いと感じております。
なぜなら放射線技師として働く以上は
医者の指示に従い働くという仕事そのものは変わりません。
他にも転職先の人間関係が上手く行かず、
また辞めるという事になると、
次の就職先でも経歴から快く思われなくなる
といったデメリットもあります。
上記でもあげたように
放射線技師は溢れるほど増えており、
再就職も厳しい現状もありますので
成功する例はかなり少なく感じます。
副業のススメ
だったらどうすれば良いのか？
ここで僕が提唱したいのが「副業」です。
今いちピンと来ないかもしれませんが、
副業をすることで若くして給料を上げれて、
また個人の力で出来るので
人間関係に惑わされずにストレスフリーに稼げます。
他に得れるものとしても
◎雇われてもらう給料でなく、個人の力を磨ける
◎放射線技師以外のスキル習得
◎収入が分散化されるので心にゆとりが出来る
◎成功すると副業を本業に出来る
といったようなメリットがあります。
副業が上手く行く事になりますと、
放射線技師の仕事そのものを減らすという選択肢も見え、
健診センターなど時間が取れそうなところへ転職や
アルバイトだけの契約を持つといったような道に進めます！
そうする事で自身や家族のために使える
時間の自由度も大きく上がりますし、
副業による収入は放射線技師と違い、
頑張った分で青天井に稼げますので、
より収入も上がり、幸福度の高い道となるでしょう。
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まとめ：まだ間に合う、後悔しない道への選択を！
いかがだったでしょうか？
放射線技師という道を選択し、
現状後悔している方は多くおられます。
ただそんな放射線技師でも
行動を起こすことで別の選択肢が見えて来ます！
しっかりと今の自身の現状で良いのか？
またこれからどういった将来が理想とするのか？
ここを時間をかけてでも考え、
より幸せな道へ進む選択をしてもらえたらと思います。
それでは
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